カテゴリー「書籍・雑誌」の記事

2011年1月 7日 (金)

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」を読破中!その5

Uc7_2  連発でガンダム・ネタなんだけど、読み続けています、「機動戦士ガンダムUC」シリーズ!

というか、前作「重力の井戸の底で」を読み終わってから大分時間が経ってしまって・・・・・sweat02ハナシが何処まで進んだのかかさえ忘れてました、ハッハハハハ~~~sweat02sweat02

そうそう、重力下仕様の黒いユニコーン2号機‘バンシィ’が出て来たところだったのよネ、連邦政府首都のあるダカールでの戦いで・・・・・・。マリーダ・クルスが連邦軍に捕えられ、ニュータイプ研究所でプル・トゥエルブ(12号)として再洗脳され、バンシィのパイロットとしてバナージ・リンクスの前に立ちはだかったのヨ・・・・・・・確か。

第7巻「黒いユニコーン」の触りはdown

― 連邦政府首都ダカールでの死闘の末、バナージの前に立ちはだかった新たな敵。それは《ユニコーン》と酷似した“黒いガンダム”だった。『ラプラスの箱』をめぐる争いが沸点を迎える中、それぞれの思いに従って戦場を駆ける男たち、女たち。彼らの眼前で二機のガンダムが激突した時、未知の強大なエネルギーが膨れ上がり、世界の界面を揺らすかのように空を覆った 

しかし、・・・・・どうなんだろうネェ~~、福井氏の執筆するこの「ユニコーン」シリーズ。戦闘描写とかがイマイチ曖昧というか、メカニカルな設定や考証も・・・・・・、空中空母(要塞?)ガルダ上でのユニコーンとバンシィの戦いも、SFとはいえ余りにもちょっと無理があるかナァ~~って感じてしまうのヨ・・・・・・、色々と??まぁ、そんなコト言ったらこのシリーズ全てを否定してしまうコトになってしまうから、余りケチ付けても仕様がナイんだけどネ。

というか、ワタクシが言いたいのは小説的に言ってどうなのかナってコトなのヨ??三人称で書かれているからっていうのもあるかも知れないけど・・・・・・メカ(兵器)描写はスゴいんだけどネ、相変わらず。人間の心理描写とかは・・・・・・・う~~ん?って感じ。過去の作品に出て来たキャラクターなんかが登場するから、それはそれで楽しいんだけど・・・・・ネ

まぁ、イイか??好きだからcoldsweats01

Gundam_standart_8

本日、Amazonから到着致しました、「GUNDAM STANDart 8」!!

中身は次回以降というコトで・・・・・・・・soon

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2010年12月19日 (日)

グランプリトクシュウ2010 YEAR BOOKを購入!

Grandprix_special

年末恒例の各誌(とは言っても2誌だけか?)の総集編本、一足早くF速の総集編が発売されていたが、ワタクシは焦らず、例によってグランプリトクシュウYEARBOOK発売を待ってチョイス!

個人的には、グランプリトクシュウYEARBOOKの写真の美しさと毎回恒例の各チームのマシン・イラストがお気に入りなのヨnotes

しかし、・・・・・グランプリトクシュウYEARBOOKって、今までカヴァー付きじゃなかったっけ??確かsweat02

それか、今回の付録であるアイルトンのクリアファイルで帳消しになってしまったのか??まぁ、コレはコレでイイんだけど、アイルトンの搭乗マシンの綺麗なイラストが描かれているしネnote

ちなみに今年はフジテレビのF1総集編は、地上波では放送されないらしいrain 観たければスカパーに加入しろというコトなのネsign04

セコいゾ!フジテレビsign03 というか、そんなコトを言っているワタクシがセコいのかsign02

だからして、ワタクシはDVDの予約をしてしまいましたdown

12月25日発売、現段階では送料分を勘案するとAmazonが一番安いネ、やっぱgood

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2010年10月 3日 (日)

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」を読破中!その4

Uc6 発売されてからチョット時間が経ってしまったが、実はチャンと発売日(9月25日)に購入しておりましたのヨ、「機動戦士ガンダムUC」第6巻‘重力の井戸の底で’を、・・・・・・・・まだ読んでナイんだけど。

というか、現在売れっ子作家の「伊坂幸太郎」氏の作品を数冊続けて読んでいるので、チョットまだ読めない状況にいるのよネ。

だからして‘読破中’というのは今回は(も?)適切ではナイのかも知れないが、まぁ、ヨシ?とするかナ・・・・・ってナンのコッちゃsweat02

しかし、‘伊坂作品’はホント面白いネェ~~、読みやすいっていうか、まぁ、セリフがヒジョーにシニカルでユニーク、現代っ子的とでも言うのかナァ、キャラクターの存在感がしっかりしていて、それは彼独特の‘美学’の様なモノに裏打ちされているみたいナンだヨ、同じキャラクターが数作品に跨って登場したりと、・・・ハナシの筋書きもかならず後半に大ドンデン返しがあり、そのほとんどの作品が‘三人称’で創られていて、伊坂作品で特徴的なのは、第三者的なストーリーテーラーがハナシの進行をするのではなく、どちらかというと登場人物のセリフの多くでストーリーを大きく紡いで(展開して)行くというコトダ。

あまり‘重い’メッセージが含まれていない?のも伊坂作品の特徴なのかナ??まぁ、ある種‘スティーブン・キング’的かナ?とも思えるネ。

「重力ピエロ」は‘一人称’で書かれているけどネ。というか、ワタクシはどちらかと言えば‘一人称’で書かれた小説の方が好きで、ナゼかって言えば、やはり感情移入しやすいからかナァ~。

最近は‘三人称’で書かれた、まるで映画やドラマのスプリクトの様な小説が多い(流行り?)けど。まぁ、映像化するのには適しているからかもネ??・・・ある意味。

Gundam_uc_mechanical_archives 例によって?、「ガンダムUC」とは全然関係のナイコトを書いてしまったが、まぁ、近いウチに続きの6巻を読み始めるつもりだけどネ。

ちなみに最近の「ガンダムUC」熱?が高じて、ガンダムUCでメカニカル設定を手掛けたデザイナー、‘カトキ・ハジメ’氏の「メカニカル・アーカイブ」なるモノも購入してしまったのダ。本のサイズはチョット小さ目の単行本サイズだけど、全篇オールカラーのヒジョーに見応えのある‘ガンダムUCデザイン画集’となっている。

ちなみにこの画集は、現在制作されているアニメ版「ガンダムUC」の為に書かれた設定画では無く、福井晴敏氏がこの小説を「月刊ガンダム・エース」で連載していた時に、ストーリー創作時にイメージを脹らませる為に出版社(角川書店)がカトキ氏に依頼して描いたモノらしい。

既刊されている単行本版のガンダムUCのカヴァー画もカトキ氏が担当しており、それらのコレクションも掲載されている。背景(メカ関係)がカトキ氏で、キャラクター関係は‘大御所’安彦良和氏が担当(氏はUCのキャラクター設定も担当、ファーストからほぼ全て「宇宙世紀モノ」のガンダムシリーズでキャラクター設定に携わっているのは有名)する合成なのダ。

・・・・・ホントは、村上 龍氏の新作「歌うクジラ」が読みたいんだけど、現在は電子書籍版しかリリースされていないのヨ・・・・・、我がiPhoneでダウンロードすれば読めないコトはナイんだけど、いかせん画面が小さ過ぎる!って思うのヨ、本を読むにしてはネ!?やはりiPadぐらいの大きさがナイとネェ~~~。

来週は鈴鹿かァ~~。鈴鹿には行けないけど、アイルトンのドキュメンタリー映画でも観に行こうかナ? 封切も同じ来週だったよナ?

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2010年6月 6日 (日)

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」を読破中!その2

Uc4_2 ちょいと前に、読破中の小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」のことを書いたが、つい最近文庫版の第4巻‘パラオ攻略戦’が発売された。・・・が、まだ購入しておらず、読むことが出来ずにいるワタクシなのです・・・・・・sweat02

今回はお題が「小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」を読破中!その2」となっているけど、最近オモシロそうなガンダム本「アナハイム・ジャーナル UC0083-0099」というのを目にしたので、今回はそのことを書こうと思う。

というか、・・・・・この本、発行されたのは2004年(我がキミちゃんがMP4-19で苦しんでいた年ダ)とかなり前で、単にワタクシが知らなかったというだけなのネ、ハッハハハ~~・・・・・(またまた)sweat02

Photo この「アナハイム・ジャーナル UC0083-0099」、ナニがオモシロいかと言えば、‘ガンダム・シリーズ’の中(正統な宇宙世紀モノ)でズーっと暗躍する軍需産業であり、チョー巨大なコングロマリット(複業企業体)である「アナハイム・エレクトロニクス」の一部門‘アナハイム・クレジット’が刊行している広報誌‘100号記念誌’という、ウソ八百を並べ立てて、完全にその企業や歴史的背景が、さもあるがごとく創った‘架空本’なのダ。

まぁ、今までガンダム関連の設定資料的な本は、枚挙に暇がないほどに刊行されているけど、この「アナハイム・ジャーナル UC0083-0099」は、完全な‘なりきり’モノであり、それもアナハイム・エレクトロニクスの宇宙世紀(UC)上での社歴に特化して(とは言っても、各時代の戦時と密接に絡んでいるから戦争史的なハナシも出てくるのは当然)創られている。

それは、アナハイム傘下の関連企業だけに止まらず、その時代にあっただろうと想われるサービス業や、それらに根付いたライフスタイル(UC時代の人類の‘余暇’の楽しみ方?など)や、広告に関しても記述されている。

というか、読んでいるウチに、ホントに実在する会社なんじゃないの?なんて錯覚してしまうほどに手が込んでいるのダ!

Photo_2 でもって、ナンで今回この「アナハイム・ジャーナル UC0083-0099」を取り上げたか?と言えば、読破中の「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の時代背景が丁度‘UC0096’というクロッシングしている設定なので、設定の整合性がちゃんと出来ているのかどうか気になったというのがあったんだけど、・・・・・?、ハッハハハ~・・・・・そんなワケねぇ~よナ、やっぱ!?「ビスト財団」のビの字も出てきません!・・・・・「ガンダム・ユニコーン」での設定上は、アナハイム・エレクトロニクスのパトロン?ということになっているんだけどネェ~、・・・・・まぁ、前回も書いたけど、ちと無理があるのヨ、「ビスト財団」の設定に。

現実社会的に言えば、アナハイム・エレクトロニクスは‘GE(ジェネラル・エレクトロニクス)がモデルなんだろうし?ビスト財団は‘ロックフェラー財団’ということなのだろう??

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上段の写真のように、ブルーのクリアケースに本書は収納されており、オマケでアナハイム・エレクトロニクスの本社がある月面都市‘フォン・ブラウン市’の観光案内書とポスターが同封されている。

下段の写真は、UC0085あたりから始まった‘第三世代’にあたるTMS(可変式モビルスーツ)の「Z計画」の一部始終のことが記述されている。名機MSZ-006、コードネーム‘Zガンダム’はこのプロジェクトから生まれたのダ(・・・ヤバ、完全にハマッテる?)

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元々産業用機械として始まったモビルスーツの開発史や、終戦後の廃棄されたモビルスースや他の兵器が、地球に及ぼす環境破壊の問題に対しての提言や生態系の実態を述べているコラムなどがある。それはモビルスーツが核融合炉をメインエンジンとして動力(電力?)を得ている(という設定)からであり、これは日本海と接しているロシアのウラジオストクの海底で廃棄され、眠っている原子力潜水艦のことが問題がモデルか??

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アナハイム・エレクトロニクスの総帥であり、名誉会長「メラニー・ヒューカバイン」のロング・インタビュー記事も記載されている(笑) 

ちなみにインタビュアは、一年戦争時に最新鋭艦であった‘ホワイト・ベース’に乗務し、MSのエースパイロット(というコトになっている?)のひとりで、終戦後フリーランスのジャーナリストに転身したカイ・シデンが行っている(これまた、‘というコトになっている’?)

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宇宙世紀時代の架空のハンバーガー・フランチャイズの広告や、写真は載せてナイがコーヒーショップのフランチャイズ(スタバみたいなモノ)とか、ブランデーなどの酒造メーカー、地球と月面、コロニー間を結ぶシャトル運行の航空会社?やシャトル製造メーカー・・・・・etc。

オマケで付いている小冊子、月面の巨大クレーターの地下に造られた人工都市‘フォン・ブラウン市’の見取り図や、観光案内などなど・・・・・・・紹介したらキリがないほどなのダ・・・・・・・・。

まぁ、よくココまでウソが吐き通せるナァ~~という感じだネ、ホント!・・・けど、ホント錯覚してしまうぐらいに良く出来ていて、オモシロく夢中で読んでしまった。

ちょっと残念なのは、各記事や広告などに出てくる、おネェーちゃん達があまりにもアニメチックな表現だというコトかナァ~~、やっぱ。ここまでマジに造るんだったら、もうチョイ‘まともな’イラスト的な、あるいはリアルっぽい表現のおネェーちゃん達の方がヨカッたナァ~~・・・・・・個人的には。

早いトコ、第4巻‘パラオ攻略戦’買って読まなきゃdash

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2010年4月10日 (土)

小説「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」を読破中!

Photo つい最近、本屋でブラァ~っと時間を潰していた時、文庫本コーナーで、以前チラァっと書いたことのある「機動戦士ガンダムUC」の文庫版を見つけてしまった。

既に、単行本として刊行されており、今年からオリジナルDVD作品として映像化も進んでいる話題の作品?・・・ナニげに気にはなっていたのよネconfident

ワタクシは、かなりの読書マニアでもあるけど、この作品の著者である福井晴敏氏の小説はナゼか今まで読んだことがなく・・・・・・というか、流行作家とか、売れっ子作家の作品てあまり読まないナァ・・・・・・文庫版化されたし、どうせ、イイ機会だから読んでみょっかナァ~~てな感じで上下巻(つまり1と2ネ)を買ってみたのダbook

文庫版に際して、題名は副題?の「ユニコーンの日」が前面に出されており、一見して「ガンダム・モノ」とは判らないようにしてあるのかナ?・・・・・どうかは知らないけど、っていうか、1巻200ページちょっとの小説で税込み500円は高くない?・・・まぁ、イイかsweat02

でもって本編なんだけど、ハナシは劇場版映画「逆襲のシャア」から3年後のUC(宇宙世紀)0096が舞台となっている。今までは確か、「逆襲のシャア」とUC0123まで進んだ「F91」の間のエピソードはメジャー作品化されていなかったから(UC0104を描いた「閃光のハサウェイ」があったか)、抜け落ちて?いた部分を補完するようなカタチになっている。まぁ、このUC0093~あたりまでは、モビルスーツがひたすら恐竜的進化を続け、どんどん巨大化していった時代(ν‘ニュー’ガンダムで約25メートル、Ξ‘クスィー’ガンダムにいたっては約30メートル)だからして、ユニコーンも巨大なんだろうナァ~って思っていたら20メートルでしたsweat02ファースト・ガンダムと2メートル差なのネ。

Photo_2 後から「宇宙世紀サーガ」に付け足してくように書かれているから、仕様がナイとは思うんだけど、・・・・・まぁ、宇宙世紀元年のことが描写されているのはイイとして・・・しかしながら、宇宙世紀時代を牛耳っていた超巨大なコングロマリットであり、軍需産業メーカーの「アナハイム・エレクトロニクス」のパトロンとして登場する「ビスト財団」の設定と‘登場’にちょっと?無理があるような気がするのネ。

今までの「宇宙世紀サーガ」の中ではアナハイム・エレクトロニクスが絶対的な存在として君臨し、地球連邦政府の一部の政治家や官僚などとの産軍(軍産?)共同体を堅持し、アナハイムそのものが時代を動かしていたように描かれていたと思う。が、実はそのアナハイム・エレクトロニクスさえ「ビスト財団」なるものからすれば、世の中を動かし、収益を得る為の一部門ということになっている。

「ビスト家」は各界に血縁を送り込み、宇宙世紀時代の地球連邦政府、そして閣僚から政治家、役人(官僚)、産軍まで全てを実はコントロールし、地球内と宇宙圏を掌握している影の存在として描かれている。そのキーワードとなっているのが、財団が保持するナゾの「ラプラスの箱(ビスト家の宗主‘サイアム’が若き頃宇宙世紀元年に起きたテロに加担し、その後空間を漂流している時に偶然拾ったという。ユニコーンもそのパッケージの一部らしい?)」ということになっているのだが・・・・・・、どうなんだろうネェ~~。

宗主サイアム自身も冷凍睡眠により生きながらえているというのも説得力に少し欠けるように感じるし、・・・・・まぁ、ケチを付けるワケじゃナイけど、上巻のほとんどは、抜け落ちていた宇宙世紀0096の時代背景や登場キャラクターや、コロニーやメカニカルな‘ハード’部分の説明に終始し、人間の内面‘ソフト’部分―描かれていないワケじゃないけど―の描写がワタクシにとってはチト足らないんじゃナイかナァ~~と感じたのダthink ちょっと退屈な感じなのネ。

下巻に入って(っていうか200ページちょっとだからすぐに読み終わってしまうwobbly)後半にPhoto_3 (ホント後半!)ようやく「ユニコーン・ガンダム」が登場するのだが、・・・今までの‘退屈’な描写は、このユニコーン・ガンダムが起動するまでの前振りだかナンだったかに過ぎなかったんダァ~~って感じてしまった?というか、この部分が一番‘力’が入っていたように思う(笑) ワタクシも、仕事帰りの電車の中でコレを読んでいて、ユニコーン・ガンダムの熱核反応炉に火が入り、システムが立ち上がってユニコーンが起動するくだりは周りの視線も気にせず「オォー!」と声が出てしまったほどだったが・・・・・・coldsweats01  

しかしながら、個人的には主人公‘バナージ’の内面にもっと突っ込んで欲しかったし、‘ソフト’の描写が欲しかったナァ~、最初のアニメ作品として世に出た‘ファースト・ガンダム’では、アニメ作品ながらその辺の‘人間臭い’ソフト部分が良く描かれていたと思うんだけどナァ・・・、アムロの爪を噛むクセなんて、それだけでアムロがどんなタイプの人間かが表現出来ているし、‘ファースト・ガンダム’ではやはりメカニカルな‘ハード部分’よりも‘人’のことがちゃんと描かれていたように思うconfident

・・・戦闘場面や、軍内部とかの描写はスゴいんだけどネ、このへんはサズガに福井晴敏氏ということなのか・・・・・ナ??でも、生々しさがあまりナイのよネェ~、戦争モノで、人の‘殺し合い’を描いてるワリには・・・・・・表現が曖昧で。

てなコト色々書いたけど、結局はワタクシも福井氏と同じで「ガンダム」が好きなのよネ、やっぱ。久々の正統な「宇宙世紀モノ」だし。でもって3巻目の「赤い彗星」も買ってしまったのダ。単行本を既に読んでいる方々からすれば、ハナシの成り行きはご存知と思うが、ワタクシは今更ながらこれからなので・・・・・ハハハッ~~heart01

そのうち、シリーズ全部読み終わったら、DVDでも借りてこよっかナdash

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2008年5月19日 (月)

石田衣良作「ブルータワー」と村上 龍作「5分後の世界」について。また、その相違点

前々から、小説の評論(レビュー?)らしきモノを書こう、書こうと思っていたのだけど、う~ん・・・・・、中々そういう「タイミング?(きっかけ?)」がやってこなくて(メンドクサイというのもあった?)書かずじまいだったんだけど、ようやく「書こう」という気になって、「重い腰」が上がったのである・・・・・。

最近、流行作家として「売れっ子」の石田衣良作品を読む機会が増え、ナゼかと言えば会社の「読書好きグループ」の後輩から「面白いデスよ」と薦められたのがきっかけで、当然のコトながら、基本中の基本「池袋ウエストゲートパーク」シリーズからの“読破”となったのダ!

確かに「オモシロイ!」のダ。大体、池袋を舞台とした小説やストーリーは今まで無かったし、主人公の少年「マコト」の目を通して“クール”に見た池袋の街中の人間模様、いや現代社会の(あるいは大人の世界)の矛盾だらけで「歪んだ」部分をストレートなメッセージで作品中に埋め込み、それを読者に「発信」しているように感じられた。確かこの作品が石田衣良氏のデビュー作だったのかナ?・・・・・、デビュー作ってやはり「力作」が多いのだろうか?(ちなみに今でも大好きな鈴木光司氏の「楽園」も確か氏のデビュー作だったハズ。)

Photo そして、最近文庫化された石田衣良氏の「ブルータワー」なのだけど、解説によれば石田衣良作品で初の「SFモノ」というコトらしいのだが・・・・・・、氏の他作品「アキハバラ@Deep」もどちらかと言えば、個人的には「SF作品」という風に受け止めたのだが・・・・・?(これも面白かったヨ)

この「ブルータワー」のストーリーはというと、主人公「瀬野 周司」は悪性の脳腫瘍で、余命僅かという死を待ち続けるだけの絶望の毎日を送っていた、。新宿の高層マンション「ホワイトタワー」の居住最上階に住む彼はある日、脳腫瘍からくる激しい頭痛をきっかけに、どういうワケか200年後の「23世紀」の世界に“意識”だけが「タイム・スリップ?」してしまう!その未来の世界では地表に殺人ウイルス「黄魔」が蔓延しており、人々は高さ2キロメートルの塔に閉じこめられ、そしてその「塔」郡は完璧な階層社会を形成していたのダ!

彼が200年後の世界でその意識が覚醒した先は「セノ・シュー」という“青の塔”の最上階(第一層)に住む「官僚」だったのダ!現代では余命僅かな彼が「未来」の世界を救うコトが果たして出来るのだろうか・・・・・・・!?

というようなハナシ。読み始めて感じたのは、まずこの未来の世界がホントの「未来」なのか、あるいは「パラレル・ワールド」なのか?というトコロ。まぁ、どっちでもヨイのだけれども。ただその時代背景の説得力が少し足らなく感じてしまったし、そしてその「塔」の支配階級、富裕層と貧困層の意識の“ウラ”にあるもの、危機感や「塔」の最下部、「塔」の中に入れない(住めない)人々の苦境感などが描き足らなかったように思えてしまった。

物語の中に登場する、「近い将来」実現するであろうという最先端の機器達(ライブラリアンなど)あるいは、未知のウイルス等の描写は的確だと感じるが、あくまでも「SF」なのだから(ホントの未来については誰にも判らないから)その辺の信憑性や予測というのは個人的にはそんなに重要だとは思わない。(未来の世界を的確に描いているのは個人的にウィリアム・ギブスン作「ニュー・ロマンサー」が1番近いのでは?と思う。ちなみに「マトリックス」はこれをパクった??)

読み進めていく中で「どんな」エンディングを迎えるのだろう?と「ワクワク」と「懐疑的」な部分が自分の中で交差し、実際読み終えたら、まるで「ハリウッド映画」の様なラストだった・・・・・・。作風もソレぽかったナァ~・・・・・・・?まぁ、それも氏の狙ったトコロなのだろうと思うが?ただ、読み終えて結局この作品は「ナニ」が言いたかったのか?という「メッセージ性」が少し「おぼろげ」になってしまっている様に感じ、本来だったらモノスゴク「イイ」テーマを取上げていたように思うのだけど・・・・・・・、ちょっと「薄く」なってしまったのでは?と感じた。(「あとがき」を読んでみたら、この作品は元々連載モノだったらしく、しかもやはり「見切り発車」だったようだ。単行本化に際してかなりの加筆を要されたようだ)

Photo_2 そしてなのだが、この「ブルータワー」を読んでいる最中、ある別の作品に雰囲気が似ているように感じたのダ。それは前に読んだワタクシの大好きな作家、村上 龍氏の「5分後の世界」と・・・。

この小説は未来ではなく、「パラレル・ワールド」を舞台とした作品で、ハナシはAV(アダルトビデオ)の制作会社社長の「オダギリ(小田桐)」が同棲相手のAV女優と一儲けした時に手に入れた南箱根にある建坪200坪の別荘にシケこんでいた時のある朝、ジョギング中にパラレル・ワールド「5分後(あるいは5分先)」の世界にひょんな事からトリップしてしまう。

その世界ではまだ「第2次大戦」が終結しておらず、日本も敗戦を認めてなく、連合軍(国連軍)が日本本土に侵攻し多くの領土を支配してしまい、日本といえば地中に新たな「アンダーグラウンド」という国家を形成して、日本本土を占領しつつある「国連軍(アメリカやイギリス、旧ソ連など)」と今もなお闘い続けていたのである!その結果、地表では多くの「混血児(準国民)」が生まれ、純潔な「日本人(国民)」は地中で暮らす26万人程度となっていた。しかし、「国連軍」と戦い続けるアンダーグラウンド(日本)の「国民ゲリラ兵」はとても優秀で、国民や地表の混血児達からは「ヒーロー」同然の様に崇拝され、占領軍のアメリカ兵やイギリス兵の手を焼かしていたのダ!

オダギリはそのアンダーグラウンドが国連軍の目を盗んで定期的に行う混血児(準国民)をアンダーグラウンドに引き入れる為の「準国民審査」の場に偶然にもトリップしてしまったのダ。この「審査」はアンダーグラウンド(日本)がその自分達の地中の世界での工場での労働力を確保する為に行っており、その代わりに安全な生活を彼ら提供するというモノで、だからこそ、「スパイ」の侵入を防ぐのに厳密に行われていたのダ・・・。ナゼかと言えば彼らには「向現」というこれ以上ない「鎮痛剤」?「向精神剤」?があり、それはアンダーグラウンドでしか生成できなかったのダ!

オダギリは当然のコトながら、「準国民」では無く「国民」でもないのだが(日本人だが)、偶然?にも混血児達とともにアンダーグラウンドに連れて行かれる。そこでオダギリはあまりにもいい加減に生きてきた自分自身にとっても、とても信じられないような光景を目にするコトとなるのダ!!・・・・・・、果たしてオダギリは元の世界に戻るコトが出来るのだろうか!?・・・・・・・。

う~ん・・・・・、これ以上詳しく書くコトは出来ないのだが(読んでみて)、前述の「ブルータワー」とこの「5分後の世界」での大きな違いと言えば、明確な「価値観」と国際社会の中に置いての「ナショナリズム」というコトなのだろうか?

この「5分後の世界」では日本(アンダーグラウンド)はまだ「敗戦」しておらず、当然、生活様式もアメリカンナイズされた「西洋的」なモノになってはいなく、「国民」はヒョットしたら日本人が元々持っていた日本人的な「美徳」のようなモノも失っておらず、しかし地中にくらす「彼ら」はアメリカ人よりも丁重で綺麗な「英語」を使いこなすコトが出来るという環境、あるいは学習の機会を与えられていたのダ。(この辺のコトについては第2作「5分後の世界 ヒュウガ・ウイルス」において更に詳しい記述がある)

それは言語の違いに関わらず、正確な「意思表示」、すなわち人と人とのコミニュケーションをちゃんと行うという部分については大きな差がないハズだし、大切なコトだからなのではなかろうか!

考えてみれば「日本語」というのは言語の中でも個人的には「美しい」コトバだとヒジョーに感じているのだが、長い年月の中でコトバだけが一人歩きしてしまい、「曖昧」で「いい加減」な表現だけが増えてしまった様に思えてしまうのだが・・・・・?

この作品の中で村上 龍氏は明確な日本人としての世界の中での「美徳」、あるいは「プライド」のようなモノを訴えていたように思う。それがあまりにも理想的なモノ過ぎたとしても。逆にそこには現代の日本、あるいは現代の世界が抱えているかもしれない「危機感」の可能性がありありと描かれているのダ!!

一見この2作品の共通部分というのは、主人公が「トリップ」するというのと、「未来社会」あるいは「パラレル・ワールド」というトコロだけなのかもしれないが、ナゼか「ブルータワー」を読んでいる時に、「良くも悪くも」感じてしまったのである。それはヒョットしたら「5分後の世界」の第1作、2作と読んだあとだったからかもしれないが・・・・・?(「ヒュウガ・ウイルス」では物語の視点がこのパラレル・ワールドだけのモノになっており、「エボラ出血熱」のようなウイルスが題材となっている)

次は崇拝している「安部 公房」作品か、「大江 健三郎」作品について書いてみたいと思うのだけど・・・・・・、ちょっと難しいかナ?・・・・・・、色々な意味で!?

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