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2012年3月27日 (火)

2012 IZOD インディカー Round 1 セント・ピーターズバーグ 決勝結果

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ニューシャシー、スリーエンジンと新しい時代を迎えた2012年のIZODインディカー・シリーズ。25日にセント・ピーターズバーグで開幕戦が行われ、ベテランらしいレース展開を見せたエリオ・カストロネベス(チーム・ペンスキー)が2年ぶりの勝利を飾った。15番手スタートの佐藤琢磨(レイホール・レターマン)は、レース中トップを走行するなど魅せるレースをしたがマシントラブルでリタイアとなった。

晴れ渡った空の下、大観衆の前で2012年IZODインディーカー・シリーズは開幕した。滑走路、公園内道路、そしてダウンタウンの一般道を使った全長1.8マイルのコースを100周して争われたレースは、予選5番手からスタートしたカストロネベスが優勝し、トレードマークのフェンス登りのパフォーマンスを見せた。

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レース序盤の13周目に出されたフルコースコーションでピットに入らなかった作戦が正解で、2回のピットストップでゴールまでを走り切った。同じ作戦のスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)とのトップ争いは熾烈だったが、2回目のピットストップを1周遅く行った後、コースに戻りディクソンの前に出ることに成功。そこからはリードをグングンと広げ、5.5292秒の差をつけてチェッカードフラッグを受けた。

カストロネベスの優勝は2010年のインディジャパン以来2年ぶり。彼は大喜びでフェンスに登り、何度もガッツポーズを作っていた。カストロネベスのセント・ピーターズバーグで勝利はこれで3回目。そして、インディカーでの勝利は通算26勝目となった。

シボレーにとっては、インディーカーへの復帰初戦での勝利。ウィル・パワー(チーム・ペンスキー)がポールポジションとレース中のファステストラップを獲得し、開幕戦での彼らは完全勝利を飾った。

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レースの折り返し点前の48周目にトップに立ったディクソンは、優勝へとひた走っているように映っていた。しかし、背後につけて走り続けたカストロネベスは燃費を彼以上にセーブすることに成功し、ディクソンがピットに入った後に猛プッシュ。前に出るとそこからは予選までのチーム・ペンスキーとチップ・ガナッシのパフォーマンスの差がそのまま現れていた。カストロネベスはリードを7秒以上にまで広げ、クルージングモードでゴールした。「久しぶりの勝利だ。このうれしさは変わらない。チームメイト、チームのクルーたち、そしてシボレー・パワーに感謝したい。レースを通してエンジンは安定していた」とカストロネベスは語った。

ディクソンはセント・ピーターズバーグでの2位フィニッシュは、これで3回目。おもしろいことに、いずれもカストロネベスの後ろでのゴールだった。

ホンダ・エンジンは初戦を飾れなかった。しかし、ディクソンが2位フィニッシュして表彰台に上った。「作戦は良かったが、エリオが速かった。そして彼は燃費セーブもできていた。自分たちはタイヤの消耗も激しかったようだ」と敗因を語った。

3位でゴールしたのはライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポーツ)で、彼のチームメイトのジェームス・ヒンチクリフがキャリアベストとなる4位フィニッシュをアンドレッティ・オートスポーツに移籍して最初のレースで記録した。5位は予選2番手だったライアン・ブリスコ(チーム・ペンスキー)で、サイモン・ペジナウ(シュミット・ハミルトン・モータースポーツ)が16番グリッドからキャリア・ベストとなる6位フィニッシュを達成した。もちろんルーキーの中での最上位だ。

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ポールポジションからスタートしたウィル・パワーは7位でのゴールとなった。序盤のピット作戦が外れた上に、レース中に何台にもパスされていたが、粘り強く走り続けて27点を獲得した。

エンジンの競争が再開された最初のレースは、シボレーが大きな勝利を収めたと言っていいだろう。表彰台に2名が乗り、トップ5の中の4台がシボレーユーザーだったのだ。第三のメーカー、ロータスのベスト・フィニッシュはアレックス・タグリアーニ(ブライアン・ハータ・オートスポーツ)の15位だった。

佐藤琢磨は73周でリタイア。結果は22位だった。しかし、レース中盤に2回、合計11周に渡ってトップを走った。作戦の良さに加えて、リスタートやコース上でのバトルでライバルをパスし、リーダーへと躍り出たのだ。2回目のピットストップを行った直後、ギヤが2速から上がらなくなり、ピットで修理を試みたが、ギヤボックスのコントロールラインが破損していたことが発見され、レース続行を断念せざるを得なかった。トラブルなくマシンをゴールまで運べていたら、悪くとも7位でのゴールはできたはずだった。

「エキサイティングなレースでした。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのインディカー復帰1戦目でトップを争うことができ、とても良かったと思います。昨日までのマシンは決して良いものではなかったけれど、不具合を見つけてウォームアップからマシンを良くすることができました。作戦は良かったし、ピットストップは素晴らしく、僕もミスなく走っていた。しかし、2回目のピットストップの後にギヤボックスが壊れてしまった。本当に悔しいです。しかし、今日の戦いぶりでチームの士気は大きく上がりました。みんなが来週のレースにはモチベーションをさらに高めて臨めると思います」と琢磨は語った。

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昨年度のセント・ピーターズバーグ・ウイナーで、3年連続してチャンピオンに輝いているダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)は、最終ラップにガス欠に陥って、9位から13位まで大きく後退してのゴール。優勝したカストロネベスが50点を稼いだのに対し、昨年チャンピオンを争ったパワーは27点、フランキッティは17点を手に入れるに留まった。「厳しい1日になってしまった。最終ラップの最終コーナーでガス欠になるとは……。レースをしていれば、こういう日もある。来週のバーバーでは力強い戦いぶりを見せたい」とフランキッティはコメントした。

F1からインディカーに転向したルーベンス・バリチェロ(KVレーシング)は、中段に沈み17位でインディカーデビュー戦を終えている。

[ AS-webより ]

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