« 2011インディカー開幕戦 StPeteGP 決勝結果 | トップページ | 2011 F1マレーシアGP 金曜日結果 »

2011年4月 2日 (土)

東日本大震災について その3

震災発生から3週間が過ぎた。

幾分かワタクシ達の生活も落ち着きを取り戻しつつあるが、先月23日に葛飾区金町浄水場で、乳児の暫定基準値の2倍を超える数値の放射性ヨウ素が測定されてから水の買占めが都内でまたしても起こった。

乳児を抱える母親達にすれば唯事では無い。検出された放射性ヨウ素は1キロ当たり210ベクレルで、乳児の基準100ベクレルよりは高いが、乳児以外の基準300ベクレルは下回っている。乳児以外にはまったく心配はないとの事だった。

ベクレルは放射性物質が含まれた量を表す単位で、放射線量の強さを表す単位シーベルト(毎時)に換算し直さないと、実際にどれ位危険なのかは判り難い。

「その2」で書いたが、心無い人達(大人達)の買占めが横行すると、本当に必要としている人達に物資が行渡らなくなってしまう。

25日に摂取制限は解除されたが、現在もミネラル・ウォーターは全体的に品薄の状態が続いている。

日々、新しい事態は発生する。ワタクシ達は溢れている情報の中から重要な部分を選りすぐり、正しい判断に結び付けなければならない。この危機的事態の経験を次の行動に生かし、不必要なパニックの長期化を各自が防がなければならない。

それがワタクシ達に出来る社会協力の第一歩だと思う。

そして未だ福島第一原発は予断を許さない情勢が続いている。1号機から3号機までのタービンがある建物で、放射性物質に汚染された水が見つかり、復旧作業の妨げとなっている。

先月24日には、3号機のタービン建屋の地下室で、電源復旧の為に作業していた東電協力会社の作業員3人が、浸かっていた水により被曝してしまうという事故が起きた。東電は事前に放射線量を把握していたにも関わらず、情報が現場で作業をしている人達に伝わって無かったという、あってはならない事態だった。

ワタクシは原子力について、核反応炉についての専門的な知識は持ち合わせていない。ただワタクシの耳に日々伝わって来る情報は、どう見積もっても悲観的で光明が観えてこない話ばかりだ。

今回の震災によって起きた想定外の原発事故は、日本と同じ様に原子力発電に依存している国々からかなり好意的な協力が得られている。にも関わらず事態が中々好転しないというのはどういう事なのだろう。確かに技術的な難易度は、ワタクシの想像を遥かに超えた所にあるというのは判っている。しかしながら、政府、原子力保全院、東京電力と、この事態を何とか好転させようとやって来た各国の協力的な原発スペシャリスト達との間に「壁」の様なモノを感じてしまうのはワタクシだけだろうか。

「フクシマを第二のチェルノブイリにしてはならない」という願いは、世界中全ての人々にとって共通の祈りだと思う。だからこそ、日本政府はこの事故と、我が国の今までの原子力開発全てのリ・ソースを協力各位に澱み無く開示しなければならないし、一刻も早く事態を収拾して混乱(パニック)の源を断たなければならない。「時間」はそんなには待ってくれない。

一方で、行方不明者の捜索は現在も困難を極めている。

昨日から自衛隊とアメリカ海軍、海上保安庁や警察の2万5000人体制で大規模な捜索を展開している。

米軍の好意的な協力に感謝すると同時に、改めて米軍の規模と組織力の強大さを思い知らされた。出来ればこれに政治的な、戦略的な意図(在日米軍問題等の)が絡んでいると個人的にはイメージしたく無い。今は、あるいはこれからはそんな事を言っている場合では無い様に思うからだ。

被災された現地の岩手・宮城・福島では現在も約16万5000人の方々が辛い避難所暮らしを続けている。

伝え聴こえて来る話では、無法化してしまった被災地では一部略奪や、遺体から財布等の抜き取りが行われているらしい。盗んだ財布の中に身元証明となる免許証等が入っている可能性が高いのに、それらが抜き取られ捨てられてしまうとその遺体の身元確認が出来なくなってしまう。

原発、復興の問題と伴に、政府は現地の救済の速度も同時に上げなくてはならない。現地の人々にこれ以上の不安や恐怖心を与えてはならない。

前述したが時間はそんなに待ってくれない。

未曾有の震災から生き延びられた人々に絶望感を感じさせてしまったら、更に悲劇の連鎖が続いてしまうように思う。

被災された方々の多くが1日も早く仮設住宅への入居、もしくは他県への疎開で落ち着いた日々を取り戻して欲しいと心より願っています。

Wallpaperr1

|

« 2011インディカー開幕戦 StPeteGP 決勝結果 | トップページ | 2011 F1マレーシアGP 金曜日結果 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/216357/51280954

この記事へのトラックバック一覧です: 東日本大震災について その3:

« 2011インディカー開幕戦 StPeteGP 決勝結果 | トップページ | 2011 F1マレーシアGP 金曜日結果 »