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2008年6月25日 (水)

TV東京系 ガイアの夜明け「東海大ル・マン挑戦」を見て思うこと

仕事から帰って来て、友人「F」とケータイで一昨日のフランスGPのコトで「あ~でもない、こ~でもない」とダベっていたら、どちらともなく「あっ!今晩ガイアで東海大ル・マンやるヨ!!」ってな感じでそそくさとケータイを切り、テレビの前でスタンバイtv

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今回がル・マンの話題だからっていうワケじゃなく、毎週この番組は見ているのだけれどネ。

いかにもこの「番組」というような感じで、プロローグは現代の大学生の「意識調査」から入る。それによると、現代の大学生(あるいは若者)がいかに「夢」や「意欲」に欠けているか!というのが浮き彫りにされ、目標がないままに「ダラダラ」と学生生活を送り、この子達は卒業後「どうするんだろ!?」ってな感じ。みんながみんなそうとは思えないのだけどthink

それでもって、この東海大学の機械工学(自動車工学?)のゼミの一環として?学生の有志達が集まった「東海大ル・マンプロジェクト」。プロジェクト・リーダー(講師?)は元「日産自動車」にエンジニアとして在籍し、そのル・マン参戦で日産車を表彰台2位に導いた林教授。不思議に思ったのは自ら興味を持ってこのプロジェクトに参加したハズなのにも関わらず、「講義」が始まってしばらくすると、寝てしまう子や、雑談にふけってしまう子、ケータイをイジっている子など・・・・・・、好きで集っているんじゃないのかネ~~、あるいは集中力に欠ける子が多いのか??親のスネかじって大学にきているにも関わらず・・・・・・、どうなんだろうネェ~spa

だからこそ、林教授は現代の子達にたいして「夢」、「情熱」、「意欲」、そして、結果はどうであれ、「それら」に向かっていった後の「達成感」、あるいは「悔しさ」なのかもしれないが、「生きていく(闘っていく)」という人間の本来の姿を今の若者達に問いたかったのだろう!だからこそ、この「非常にsign03」にお金の掛かる「ゼミ」を決行しようとしたのだと感じた。教室の中だけでは学ぶコトのできない「何か」、それは極限状態の中で短時間の内に自分自身が直面した「問題点」をいかに抽出し、ソレに対する「方程式」を導き出し、解決させるコトが出来るかというエンジニア本来に与えられた仕事の重きの部分なのダ。

これは昔「ホンダ」がF1参戦第2期を迎えた時に当時の「和光研究所」のエンジニア達に課せられた重要課題だったのである。なぜならば確か当時のホンダF1プロジェクトに駆りだされたエンジニアの大部分は「レーシングエンジン」、しかもF1の!その分野のエキスパート達ではなかったのダ!大体、プロジェクト・リーダーだった桜井氏もそれまではアメリカ連邦政府が打ち出した燃費規制「マスキー法」をクリアする為に開発されたホンダ自慢の「CVCC・エンジン」に携わっていた人なのである。だが、彼らは、モノスゴイ速度で自分達に求められているモノを学習し、そして当時「最強」と言われたエンジンを創り上げてしまった。そして、現在では当たり前に使われている「テレメトリー・システム」も彼らが考えだしたモノなのダ!!それこそが「ホンダイズム」であり、エンジニアの真骨頂なのではなかろうかsign02 

東海大のこの「ル・マンプロジェクト」に参加した学生達は「これ」と同じ様なコトを社会に出る以前にその貴重な体験、あるいは学習を「それ」によって実感できたのダ!!

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プロのサポートがあったにせよ、学生による素人集団の急造チームだから、当然全てにおいてトラブル続きなのだが、この「ル・マンプロジェクト」に最後まで参加した学生の何人かは(途中落伍の学生もいたようだ)、この体験を糧に立派なエンジニアとして成長するだろう!あるいはそうなって欲しいと個人的に感じる。

前述の、現代の多くの若者達にとって「夢」や「希望」がイマイチ欠けているのは、多分、今の時代があまりにも「モノ」に恵まれすぎていらからなのではなかろうか??その一因となっているのは、こうして「ブログ」や「ネット」などに使用されている「PC」、そして「ケータイ」なのだろう・・・・・。なぜなら、今はそれらを活用するコトによって、ほとんどの分野の情報が瞬く間(簡単に)に手に入ってしまうし、「答え」が氾濫しているのである。なんの苦労もなく、「答え」が「判った」気がしてしまうからなのでは。たとえ、その「答え」がホントに正しいか間違っているかは別にして・・・・・。つまり、それは「想像力」を妨げている要因なのではなかろうか?と。実際は判っていないのにも関わらず、判った気にさせてしまうのではなかろうか?便利になった分、人間本来の「思考力」を失わせているコトには違いないだろう。

「あ~だ、こ~だ」となんか偉そうなコトを書いてしまったが、この東海大の「ル・マンプロジェクト」、今年は残念ながら「完走」できなかったが、来年以降も続くのだろうか??出来れば続けて欲しいと個人的には願うのだが。なぜなら、現在日増しに「国際競争力」は上がっており、将来的に「優秀な」、あるいは「有能な」エンジニアは多ければ多い方がイイに決まっているし、我が日本はそういう人材を輩出しつづけなければならないのダ!ほとんどの分野で「資源」の無い土壌だから。

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